2017年9月2日
通称山村広場での考察・・・矛盾とここの施設の在り方・・・管理者の知識不足について



レポ・・・ではありません・・・レポは後程アップしますが、昨今、なぜに突然山村広場があの状態に陥ったか・・・様々な情報を集めどうしたら良いのかを悩んでいました。当然のことながら、この地を紹介しHPという無限に広がるネットワークへ発信した責任があります。使用した方の自己責任という理屈も・・・それまで管理整備して頂いたここ蔵王山田地区の皆様方のご理解に甘えた結果だと思います。しかしながら、この10年この場所を使っていて悲惨な程の使用状況を感じたことはありません。さすがに熊の問題は避けようがありませんが、ごみとかの人間のマナー、意識問題まで重い事件があったことは無いように思います。しかしながら、それに近しい事実もあったとの話も聞いておりますが出くわしたことはありません。逆に、綺麗に使って有意義に使用しようという思いの方々ばかりでした。
ですが、ある日突然、今までの状況ではなくなったのは事実です。山形市役所のへ問い合わせした結果もここにありますし、その回答内容についても・・・いささか、役所の管理者としてはあまりにも知識不足すぎる部分もあります。その辺も踏まえて、あえて物申したいと思います。


まず、この設備の発端です。なぜ、この地がここにあったのか・・・です。以前の管理人さんのお話です。もともと、この土地は県の所有であったものを市が買い取りし整備した・・・正確性はともかくそういう流れだそうです。

では、ここの設備の目的はなぜに作られたか・・・これについては、今も情報を探していますが、市役所の公開情報条例でも見えてこない状態です・・・が、この施設の予算費用、補助金等の金額が明確なっています。

その資料がこちら・・・現実的に掛った費用は見えませんが、この予算規模です。




この施設は、平成9年の林業山村活性化林業構造改善事業で助成金と共に整備されました・・・その金額は・・・先日まで7,500万という情報を目にしていましたが・・・
あらま事業費加え国からの補助金も増えて・・・なんと1億円近い血税が投入されています。他の事業費と比べて見てください・・・
これだけの血税を掛けて・・・この張り紙です(涙

最初の張り紙・・・



これが、オイラが投書意見した後・・・



注意事項へ大きく変化しています。但し・・・当たり前のマナーと熊の危険は別にして・・・

一番、おかしいのは・・・誰がこれを規定して責任を持っているのかが不明・・・これについては・・・何の拘束力があるのでしょうかねえ・・・
これは、あくまで自己責任でご注意くださいと同等の意味しか持たないのではないですかねえ???

やはり・・・なんとも矛盾している文章でもあります。それは、当施設は野営場としての施設・・・云々・・・
が、宿泊を伴うキャンプは・・・云々・・・更に、古竜湖キャンプ場をご利用ください・・・
さて、ここで冷静に考えます・・・危険度から評価すると・・・

リスク1位・・・熊
リスク2位・・・ゴルフの危険球・・・経験済
リスク3位・・・火気の使用・・・これは別で
リスク4位・・・野営場として整備していないのに対して宿泊を伴うのはキャンプ???

以上の告知について、矛盾があり過ぎているのは・・・この文章と告知を作成した方はかなり自然と馴染んでいない方としか思えないのです。本来であればリスク1位である熊が出ることで制限できるはずなのです。しかしながら・・・最初に書き込んでいるのは・・・ゴミだと・・・なんとも矛盾です。順を追っていけば、火気って意味知っていますか?今の世の中、ちゃんとした焚き火台とか地面、自然に影響を与えない道具が多いのですよ・・・芋煮文化の山形県の方が、それを言っちゃおしまいですよ。秋田県のだまっこ鍋の施設の素晴らしさを見分しなさい!・・・最後に、野営場としての施設が整備されていない・・・あははは、これは、全く、野営経験者の言葉でもないですね・・・その後の文言も幼稚としか言いようがないです。宿泊を伴うキャンプの文言・・・あのね、そういう意味でのキャンプでデイキャンプと明確にしなさい。が、古竜湖を利用しなさい・・・アホくさレベルです。その古竜湖はなんと7月中旬から9月中旬で使用できなくなるのを理解しているのでしょうかねえ。これじゃ、綺麗な紅葉も、夕陽も、桜の時期も・・・全く利用できないことになるのにねえ。野営とキャンプの意味、定義を明確にしなさい!それも判断できない・・・森林整備課の常識ではなく、経験のなさに情けなくなりますよ。純粋に野営したいのに、あなた方の物差しじゃなく、良いように変えられる巻き尺じゃ、市民は困るんですよ!

さて、ここからは、なぜに突然こうなったかの一旦が見え隠れする資料があります・・・なんとも・・・これも矛盾しばかりです。市民の為ではなく役人都合の為なのか・・・はたまた、地元の方と使用する方とのヒアリングなしで一担当者が勝手に判断したのかは不明ですが・・・



  これが、最新版の森林整備課による整備計画書です。。

この計画書の内容に・・・あきれるばかりです。。



これが、今回の山村広場に該当することになります。。



市民のニーズとは何ぞや?




これが
こうなってます・・・身近な・・・なんとも薄っぺらい



ところが・・・この整備計画書には・・・保健文化機能の維持増進をするべき森林は・・・該当なし・・・だそうで・・
どんどん、おかしな方向に行きます・・・1億の金を使って・・・維持増進すべき森林・・・設備は別かと言われればそれまでですが・・・
市民の多様なニーズという割には・・・あまりにも役所の知識不足と実態経験のなさ・・・
お隣秋田県の管理の素晴らしさと比較すると情けないやら悲しいやら・・・
この山村広場は・・・設備が問題は無いのです。地元山田地区の方々と作り上げてきているのです。そのことがいつの間にか・・・
どっかで歯車が狂ったのかも知れませんが・・・根掘り葉掘りですが・・・
この森林計画書とここの施設に掛かった費用を考えれば、もう少し理解度、柔軟性を持っても良いのではないかなと思います。
管理と責任・・・そこまで悲惨な交換な場所ではないはずです。

この山村広場の持っている価値と将来性と・・・この営地を守るのではなく、使用側で管理できることになりますように。
・・・本音・・・悔しくて悔しくて・・・これまで、楽しく使っていた皆さんに申し訳なくて・・・
最後に、この地の心大きく使用許可を頂いていた・・・Aさんに申し訳なくて・・・

ここが、今後どうなるか・・・どうにかしなくては・・・なぜ、こうなったかが・・・
この地を紹介した責任を持つものとしてこれまでの結果報告です。

ではでは・・・次回は・・・レポです(爆


  

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