2014年5月3日〜5日
放浪・・・岩手幕営道中(岩洞湖家族旅行村ピクニック広場/月山キャンプ場)



レポ
いわゆる巷で云うGWの後半が始まった。カレンダー通りの仕事なので大型連休でもない中型クラスだが、それでもやはりどこで張ろうかと思案してしまう・・・
また週末ならぬ連休未亡人を作ってしまうへん○○おっさんである・・・最近、へん○○表現の使用多様化に驚く・・・不思議と否定しない自分にも驚く・・・マジのへん○○なのか!(爆)
で、この連休は、放浪することに決めた・・・例年、どこへ行っても通称キャンプ場と云われるところは、良くも悪くもへん○○感が無くつまらんのだ!・・・まるで押し合いへし合いの大騒ぎキャンプ場は、好みではない・・・自然との一体感、植物、動物、天候、森羅万象とともに過ごせる時間が無いと・・・楽しくも無い・・・で、いつもじーぷさんと放浪の旅へ出立。。天気も上々!時間はたっぷりある♪



    

じーぷさんと示し合わせて今回は北上することにした。南下もありなのだが、いわゆる渋滞&大量人出に遭遇するのは間違いないので隙間戦略で北へ向かう・・・もちろん営地は決めていない(笑

  

天童を抜け東根も素通りし・・・他意はありません・・・新庄に到達し更に北上・・・秋田県へ到達。。
秋田の営地でも良かったのだが、日本海側は天気予報は芳しくないので・・・じーぷさんが予てより行って見たかったという岩洞湖へ向かうことにした。
早池峰の麓にある野営場も候補だったが今回はこちらにする。。

    

横手から一気に抜けられる県道がある。。信号もほとんど無い快走路だ・・・この道路で大幅にアベレージを稼ぐ・・・
しかし、盛岡に入ると行楽渋滞に嵌る・・・となると、岩洞湖での手続き時間が非常に気になってきた・・・ので、本来であれば地元スーパーで食材調達したかったが、某大手スーパーで購入
することにした。早い判断が必要だったのである・・・



到着・・・なんとか、管理棟終了前にたどり着けた・・・例の如く管理棟でキャンプ申し込みをする・・・そう、ここは本来であれば管理棟横のオートキャンプ場が本来の場所なのだが、
温泉とどさんの尽力と管理人さんの協力で少し離れた素晴らしいピクニック広場でもキャンプが可能になったのだ(謝
ここの素晴らしさは、実際来て貰わないとわからない魅力があるのだ。
加えて・・・なんと・・・ここは無料!なのだ!


    

手続きをすませ・・・ピクニック広場へ移動する。やけに風が強い・・・既にサイトを構築しているテントは風で大きくしなっている・・・タープも大揺れだ!・・・スノーピーク組はやはり手馴れている
いわゆるコールマンタイプ組みはやはり少し大変だ張り綱してもしなりまくっているなあ・・・メーカー評価をする訳ではないが、この風ではやはり構造とサイズの影響が大きいと思われます。




かなりの風なので・・・良い感じの場所は張るにはかなりてこずるだろうと思い、風除けとしてトイレ棟の裏側へ張る。幾分風が弱いので助かる。幕は、雨と風を考えて前室付の幕にする・・・
トイレの裏でも綺麗なトイレなので匂いもなにも問題ないのである・・・ここの設備は実に管理されており、一般的にトイレが気になる女性でもOKだと思う・・・身障者用のトイレも完備している。。

    

ここは、焚き火OKで大量の薪が・・・しかも白樺だ!・・・が使える。白樺の薪を燃やすのはあまり無いが、実に綺麗に燃えるのだ。樹皮には油分が豊富で焚き付けには最適。
風が無ければ専用の焚き火かまどで盛大に焚き火を味わいたかったが、この風だ、止めておこう。。

  

早速前室に篭り、じーぷさんと旅の疲れを癒す・・・乾杯だ!・・・ここの標高は高いのでいつもビールは2本止まり・・・その代わりに地元の銘酒「南部美人」を購入・・・
これが、美味いのなんのって・・・パック酒でこの品質は素晴らしい・・・常温でも燗でも美味い・・・なにより香りは吟醸酒なみだ(驚
で、今夜は、少し手抜きだ・・キャンベルのミネストローネ缶を使ってスープを仕込む・・・FBで横槍が入ったが、これって意外と使い道豊富なのである(笑

    

ここで・・・いつものデジカメを取り出す・・・ん!?スイッチを入れてもうんともすんとも云わない・・・なんと、バッテリーが入っていないではないか!(脂汗
予備のデジカメを出すが、こいつは夜撮りには向かないタイプ・・・仕方が無い、スマホで撮る・・・が、やはりなの画像だ。F値が高すぎて良い感じで撮れない・・・少し明かりを当てながら・・・
ま、こんなもんです・・・へん○○おっさんは(爆



幾分風が弱まったので、焚き火宴会を始める・・・薪は十分にある。鉈とノコを持ってきたのでちび火君サイズにカットして焚き火を楽しむ♪
良い感じだなあ・・・建物が強風を弱めてくれるが、焚き火を加速化するので一気に燃え上がる・・・ちと、風情がないか(笑
となりのサイトでも焚き火を始めるが・・・強風に煽られ火の粉が飛び回る・・・危険だ・・・おいおい、まずいぞと思ったらやはり止めたようだ、正解。

  

南部美人をプリムスで暖めながら・・・じーぷさんが焚き火で焼いたポークスペアリヴを焼いてくれた・・・なぜかこの日本酒にも合う・・・って、よっぱかな(爆



実際は、素晴らしい星空が広がっているのだが・・・銀河鉄道の夜状態・・・が、これが限界のスマホ画像・・・
で、お休みなさい・・・22:00就寝


翌朝・・・おはようございます・・・風もだいぶ弱まり・・・っと、じーぷさんは焚き火開始ちう・・・朝焚き火だ・・・オイラは、昨夜の残りのミネストローネスープをベースへショートパスタを入れ即席スープパスタを作って朝の飯とする。朝日が昇ると、綺麗な青空と白樺とのコントラストが素晴らしい・・・やはり、ここは素敵な営地だ・・・改めて、感謝する。。






    

天気はどんどん良くなってきた・・・良いぞ!・・・時間が許せば、もう一泊したい気分だ・・・



緑が濃くなる季節になれば、このコントラストは一層素敵なものになるのだ・・・そう、来た者しかわからない価値がここにある。。



しばし・・・この雰囲気を楽しむ・・・



名残惜しいが、おのおの撤収開始・・・営地をあとにする。。

また放浪開始だ(笑

    

なにやら、じーぷさんのジープの燃料が怪しいらしい・・・確かに、予想以上の距離だったらしい・・・で、最短で素晴らしい眺めのコースにハンドルを向け次の営地を探す。。

  

燃料を気にしながら・・・ポイントへ到着。。



岩手山が一望できる・・・実に雄大だ・・・岩手富士・・・山形とは違う山並みにいつもの事ながら・・・おおっ!と思ってしまう。(笑

  

さて・・・なんとか給油を済ませ・・・またもやの放浪へ・・・南下する・・・姫神山も考えたが、天気が下り坂なのでひろーい岩手県を南下する。。

  

一応、狙い目を決めた放浪にした・・・これが、本当の放浪になろうとは・・・で、途中の営地を・・・見学・・・もう、地元の方で一杯でした・・・北上いこいの森を通過♪




途中・・・やはり、温泉は必須項目なので・・・目的地に着く前に風呂・・・温泉を求める・・・汗と焚き火燻製臭+加齢臭を落とす(爆



で・・・目的の営地へたどり着くが・・・もう満杯・・・隙間も無い・・・位のレアな場所ななのだが・・・さすがにGWは人を引き寄せております(涙
やべえ・・・状況に陥ってます・・・これが、放浪・・・途中、今夜の食材を調達し覚悟を決める。酒と食い物があれば、後はなんとでもなるのだ・・・川原でも野原でもね(笑
ここで、考える・・・と、周辺には何箇所か営地はある・・・メジャー級から強者級まで・・・距離と時間を考え・・・
ここにした・・・結果的には・・・良いじゃないの!




月山キャンプ場・・・このレポが各関係方面へ影響を及ぼしたのである・・・そう、ここは岩手県・・・月山!??となったのである。
月詠みの事・・・は、そうそう名乗れないのです。月山神社の分祀かなあ・・・ともあれ、まずは、ここをチェック。。

  

サイトは、上に広々としたサイト・・・ほー、良いねえ・・・だが、水は飲めないらしい・・・ま、飲み水は常備しながら移動しているので余り要件にはならない。

    

下のサイトにはカップルのデイキャンパーだけ・・・なんと言っても桜がいい具合で満開なのだ・・・さすがにトイレはぼっとん式だが、不思議と不快感は無い。トイレットペーパーもちゃんとある。。
こうなれば、決まったもんだ。へん○○に相応しい営地だ。桜の木の近くに陣取る・・・

  

そのカップルから・・・食べきれないからといって、新鮮ないかを頂く・・・話を聞くと・・・好カップルだ・・・アウトドアが好きな素敵な彼女?かな・・・奥様かな・・・いずれにしろ良い感じだ
お礼に、ビールもどきを贈る・・・爽やかなお礼に益々好感を覚える・・・良いね♪




  設営を済ませ、早速乾杯だ・・満開の桜!うん、良いねえ♪思わぬいい営地に当たったなあ(嬉

後は、もう、なるようになるけんの状態だ・・・



満開の桜の下で張るうきうき感・・・良いねえ・・・日本人だねえ♪


    

早速、じーぷさんが、頂いたいかを焼いてくれた・・・オイラは、岩手名物ホルモン焼きを焼いて大量の野菜とともに食す(笑
岩畜さんの商品は美味いな(注:岩手畜産流通センター)



今夜のメイン・・・ムール貝のガーリックバター蒸し・・・って・・・レディミールでした(汗
でも、馬鹿に出来ない美味さで・・・このスープは・・・良いねえ・・・翌日の検討食材だな

    

夕刻がせまってます・・・ここも飛行機銀座ですなあ・・・例のカップルも帰り、場内は更にひっそりとしている・・・満開の桜・・・風も無く良い感じだ
某情報では、強者レベルらしいが、ぜんぜん、そんな事は無く良い感じなのである。



やはり・・・スマホレベルだど・・・暗くなるときびしーっ!(笑

    

夜も更け・・・南部美人の残りを楽しみ・・・静かな時間を楽しむ・・・じーぷさんといつものあれやこれやの話は尽きない・・・
この夜、バイカーが営地に来た・・・この時間でこの営地をチョイスするとは強者(笑

で、この日も早い時間で就寝につく



お休みなさい・・・しーんとしてる・・・良いねえ。。


  


おはようござんす(爆)・・・夜半過ぎ・・・3時頃目が覚めたが・・・更に熟睡・・・5時頃、また、起き出す・・・っと、じーぷさんはいない・・・ふむふむ・・・っと・・・ラジヲを聴くと・・・なんと関東地方で地震・・・しかも、結構大きい・・・なんだか緊張が走る・・・自分の子供と東京にいる友人たちが心配だ・・・メールとFBで状況を尋ねる。
じーぷさんが、そばの野山でこしあぶらを大量にゲット・・・岩手の人は・・・あまり食べないのかなあ・・・で、昨晩のムール貝の出汁を使ってスープを作り直す。コンソメを追加して黒胡椒で整える・・・美味い!



  

それぞれ、昨晩の残りを片付けながら、撤収に掛かる・・・



すべてを片付け・・・撤収。。

  

さて・・・今日は帰ろう・・・もう1泊も考えたが・・・それぞれの予定を考え帰路に着く。。

  


帰路途中・・・普通に帰る・・・はずの無い・・・へん○○なので・・・4号線を下りつつ・・・山中へ向かう・・・そう、営地を確認するのだ。山間に入るとやはりまだ桜が咲いている・・・更に進むとまだ残雪だった・・・越えるべき峠は越えられなかったのである。



    

田代高原キャンプ場をチェック・・・うむむ・・・やはり、良い感じである。不思議な爽快感と綺麗に整備されているのは、やはり、地元の方々が愛されている地の証拠だろう。
しかし、小屋は、かなり老朽化している・・・が、まだ、使用には耐えうる状態・・・
この地をチェックした後、林道で山形側に戻ろうとしたが・・・やはり、この冬の山は残雪だらけだ・・・で、諦めて鍋越峠を越えて山形へ戻る。。

  

で、ちょうど昼時なので・・・とんでもない状態の唐松観音前で・・・蕎麦を茹でて喰らう!・・・
いやあ・・・なんだかなあ・・・無法地帯の感じがする・・・この唐松観音前広場・・・大丈夫だろうかなあ(悲

    

雲の様子がやばそうだな・・・ササーッと、蕎麦を茹で・・・今朝摘んできたこしあぶらを薬味のひとつとして、蕎麦を喰らう!
蕎麦はともかく、こうやって食べる蕎麦は美味し!
蕎麦を喰らって・・・速攻で片付け・・・雨を避けるように撤収し、今回の放浪の旅を終える。。

少し、強行軍でしたが、岩洞湖は意外と近いイコール盛岡が近い・・・ふむふむ・・と思案・・・秋田の奥深い山々も良いですが岩手の雄大さも良いなあと実感しました。。

ではでは、また、いつかどこかで・・・


  

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